私ども眼鏡店のフィールドからモノ申しますと、そう、サングラスの出番となるわけですが、近年、新しいキーワードがあちこちで聞こえてきています。それは、

「UV420」。

いわゆる「目に悪影響を与える紫外線を99％以上防止するUV（ウルトラ・バイオレット）」カット」という機能、もはやメガネやサングラスにおいては基本中の基本、マストな性能と言えます。

ここで言う紫外線とは一般的に100～400ナノメーターまでの波長を指します。（紫外線は波長が短く、反対に赤っぽい光は波長が長い）

紫外線は目に見えず、目に見える光（可視光線）は400～800ナノメーターほどの範囲ですが、「UV420」という言葉、

そう、「紫外線にきわめて近い可視光線」を意味しているのです。

別名「HEV(ハイ・エナジー・ビジブルライト）」、ハイブリッドカーではなく、直訳すると「高エネルギー可視光線」。なにやらSF未来兵器のような仰々しい言葉ですが、《紫外線に近い、目や肌に影響を与える恐れがあるエネルギー＝パワーの強い領域の光》と理解して頂ければ結構です。

UVカットしておけば安心！と思ったそばに、なにやらちょっと気になるものが潜んでいる…